2007年9月、治療を続けても"らち"があかず、その時考えたことを主に掲載します。 私が精神科の投薬治療以外に取り組んだきっかけです。
(きっかけは精神面) 自律神経失調症とか適応障害とか"うつ"とかいうと、世間一般では精神病と捉えられます。確かに何らかの環境からの精神ストレスが原因であることが多く、根本的にはそうであることが多いと思います。
(忘れてならないのは、神経病であるということ) ※医学的にはこれが正しい。
しかし冷静に考えてみると、何故、精神ストレスで頭痛がしたり、めまいがしたりするんでしょう。
私の答えは、
精神ストレスが体に無理をさせ続け(神経系統の働きを乱し続け)、それが正常に働かなくなるほどダメージを受けたから症状が出た、という事です。つまり、神経病です。これは発病後、よく気分が悪くなったり、鬱々したり、怒りっぽくなったりすることにも通じます。腹を壊してルンルン気分な人もいないでしょうから。
雨の日にちょっと憂鬱だったり、あるいは落ち着いた気分になったり、何だか眠かったりしたことないでしょうか。
体は心に影響します。個人差があるとは言え、精神科・心療内科の薬が効く事自体がその証拠です。
また過労で病気になった方は、当然精神ストレスもありますが、不十分な休息や睡眠不足、不規則な生活が自律神経などの働きに損傷を与えたかもしれません。
そして神経が損傷を受けると心は乱れがちになり(丁度、精神科の薬の逆作用ということ)、精神と肉体の悪循環を引き起こしてしまいます。
※ 例えば「うつ」は「脳の病気」と捉えられます。脳内神経伝達のシナプスの異常。原因の一つはセロトニン不足と言われています(
セロトニンに関する私のコラムはこちら)。ただ(日本だけかも知れませんが)、セロトニンのせいにする風潮が強い気がして私は不安を感じます。素人判断ですけど、ノルアドレナリンなどにも注意を払わないと間違った治療に陥りかねないと思うのですが。。。
(注意すべきは精神面ばかりではないのでないか) 精神面も大事です。その人の精神的個性が、体を酷使し壊してしまったのですから。精神ストレスがなくなれば、体を酷使しなくなるはずです。しかし、我々は注意しないといけないのです。
それは、
心療内科などの薬では体は回復しないということ。むしろ副作用でお分かりになりように、
体にとっては負担です。薬はあくまで、苦しい症状を軽減する対処療法です。
そして注意すべきは、精神面が改善しても体が弱っていると以前よりストレスに弱くなっています。要するに、
根本的に弱った体(乱れた神経)のままでは、特に健常時でも辛く発病したような状況には太刀打ちできるはずがないのです。 回復にあたって我々は、精神面と身体面の両方をケアしなくてはいけないのです。
(精神科・心療内科などの治療方法) ところで私は心療内科などを全否定しているわけではありません。
精神科・心療内科といったところでは、先生とお話をします。いわゆる精神療法です。それから、つらい症状なくす(緩和する)ために安定剤等の薬を処方されます。更に、ストレスに疲れた心と神経を休ませ、回復させるために休暇をとるよう診断されます。
治療自体は間違いと思いません。心をケアし、負担とならぬよう薬で早く症状を取り、しっかり休んで回復してもらう。しかし、ここで我々は勘違いを起こしがちです。
それは、
薬で病気を直接治療していると思い込むこと。繰り返しますが、薬は対処療法です。風邪薬も同じ。あくまで症状を抑えているのであって、それで治るわけじゃないんです。
治すための環境を作っているだけです。SSRIだって脳内で少ないセロトニンを何とか少しでも有効に使おうとしているのであって、セロトニン自体を増やしているわけじゃないんです。
とりわけ身体面で言えば、副作用で逆に負担なんです。 私は、薬が全く駄目だと言いたい訳じゃありません。現時点で、その即効性や症状の抑制効果の大きさは、他の治療のどれより優れていると思います。特に発病時は急性疾患のようになって心身ともに危険となる事もあり、とにかく即効性が求められるのです。
つまり、それで治ると勘違いする我々に問題があるのです。(←あるいはそれをちゃんと説明できてない医者に。)それは治すきっかけや環境を与えてくれるものです。精神面も肉体面も、これから治そうとしなければ治りません。
(体のケアのススメ) 特に長期化、慢性化している精神・神経疾患の方へ向けて提言したい事です。
体の回復にも取り組みましょう。
(症状を抑えるだけでなく、神経系統などの根本治癒にも気を配りましょう。)
精神面も必要でしょうけど、治そうという意志があるなら、私としてはこちらから先に取り組むことをお勧めします。人にもよりますが、大抵はその方が建設的と思っています。しんどい体のままで頑張るのはキツイです。健常時でも苦しかったのに。
体を回復させるとは、寝て休めばいいという事を超えているかも知れません。長期化しているなら、そういうことでしょう。あと一歩二歩、気を配るといいかも知れません。その基本は小難しい事を言うのでなく、「健康に気を配りましょう」と言っているのと変わりありません。内容も聞き覚えがあるものが多いと思います。
体が回復すると体と精神の負のキャッチボールを止められますから、そこから良くなる人が多いのではないかと思っています。あるいは以前と同じとは行かなくとも、少しでも、楽になる人が大勢いるのではないでしょうか。自身の経験からそんな風に思います。
病院へ行って効果が薄かったり長期化しているなら、別アプローチが有効かもしれません。
次回以降、私が取り組んだこと等を掲載します。これはあくまで私が取り組んだことであって、これらをごり押ししてお勧めするつもりはありません。一選択肢としてご参考下さい。皆さんが、ご自分にあった有効な回復法を探し当てられたなら、それが一番良い方法です。
ご注意下さい 我々の病気の原因は、内科的な原因である場合もあります。また
発病時などには急性疾患のようになり、心身とも危険な場合もあります。まずは症状に応じて内科や神経内科を受診されたり、時間が許すなら人間ドッグ(脳ドッグ)や「分子整合栄養医学的な血液検査」というものなどを受診されたほうが良いかもしれません。その上で、あるいは急性症状のためにすぐに心療内科などの出番と判断されたなら、早めにそちらを受診して下さい。
検査や考えられる治療を一通りなさっても効果が今ひとつなら、あるいは根本的に健康になりたいと思われたなら、本コラムやこのブログの事などを思い出してください。
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(追記部分)
(心のケアは専門家や親しい人、愛し合っている人達こそ頑張って欲しい) 本コラムでは我々の疾患の多くが体の不調に引っ張られていることに焦点を当てましたが、精神面もやはり無視できません。
心のケアは非常にデリケートな問題です。想像も出来ない様な大変な境遇の人もいらっしゃるし、そういった環境の違い、あるいは感受性の違い、主義主張の違い、価値観の違いもあります。人それぞれ生き方が違います。素人で外様の私がどうのこうの言える問題ではありません。
だから、それは精神科の先生や、支えになってくれてる方に頑張ってもらいたいと思います。
ただ、どうしても病気になったことのない人は、我々の事、病気の事がわからない部分があるように思います。(あるいは健常な方でもその余裕すらないとか。)
発病前の私自身、理解が足りない部分があった気がします。私の妻は、結婚する前「自律神経失調症」だったことがあります。その当時の自分は「こういう部分がわかってあげてなかったな」、と今気づくことがあります。今、自分がそうなってようやく。
そういった意味で、ブログのコミュニティとか、有意義かも知れないと思います。
ただし、ブログに甘えてというと言い過ぎかも知れないですが、治そうとする事自体を放棄しないようにして欲しいと思っています。どうもメンタルヘルスのブログにおいてその風潮が強い気がしてなりません。
(
次いで、金を「巻き上げる事」を第一主義とする輩も結構いるようです。それにも十分にご注意ください。)
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(余談;心って、精神と体のコラボレーションなのかなぁ。。) ここは私のフリースペースみたいなものです。治療や回復の実際に関係ありませんから無視してください。
では、結局こころって何?という疑問に行き着いたりします。私は一つの仮説を楽しんでます。。
信じなくて良いです。私は魂の存在を信じる人です。信じたいというべきか、そう思って生きてるというか。経歴はバリバリの理系ですけどね。
魂が放つ意志やエネルギーがいうなれば精神だろうか。そして精神と肉体の両方の動き、働きが互いに重なっている部分、あるいは両者の融合した形が「心」ということだとうか。
だから外部環境や肉体的なものにも心は動かされるのではないか。あるいは、場合によっては深層の魂にも影響を与えるのではないか。魂や精神を考える時、肉体を無視してはいけないのではないか。私はそんな風に思っています。
そう思ったのは、アーユルヴェーダの思想を少し勉強したからです。私の解釈が未熟でずれている部分があるかもしれませんが、完全に的外れというわけでもないと思っています。
それをかじったのは、とにかく元気になろうと、何かないかと手に取った最初の本がこれでした。それは学生時代、単に興味で買っていた本の一つだったという訳で、別に理由があったわけではありません。神経回復について自分の手元を探してすぐ目に触れた本だっただけです。
そして読んで後、自身の回復手法の一候補として考えていました。会社に黙って、スリランカまで受けに行こうかと思っていたんですよ。(←言うと単なるサボり旅行に思われるでしょう。)結局、他が効いたのでやらずじまいですが。